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現代の成人矯正治療方法

マルチブラケット法

マルチブラケット装置は、ブラケットという歯の一つひとつに接着させた小さな装置に通されたワイヤーと歯列を連結させて、歯並びを整えていく装置です。
ほとんどの症例に対応できますので、多くの矯正歯科医院で使用されています。 従来のマルチブラケット装置では、ブラケットを取りつけたバンドをすべての歯にかける全帯環装置を使用していましたが、現在では、歯科用接着技術の発達により、歯の表面に直接ブラケットを接着させるダイレクトボンディング法が主流で、歯の移動のコントロールがしやすくなりました。

マルチブラケット法のメリット

・多くの症例に対応可能
・対応できる矯正医が多い
・摩擦が少ないブラケット、白や透明なブラケットなど、様々なブラケットがあり、症状や見た目から希望の装置を選ぶことができる

マルチブラケット法のデメリット

・目立ちやすい
・ワイヤーやブラケットの間の歯に、歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯肉炎のリスクがある
・装着時、一定期間、鈍い痛みや、違和感があったり口内炎ができたりすることがある

マウスピース矯正

歯に固定させるワイヤーやブラケットを使わず、取り外しができるマウスピース型の装置で歯を動かす矯正法です。マウスピース矯正の考えは、1945年に保定用のティースポジショナーを用いて歯を動かすことができることがわかったのが始まりです。しかし、最近までマウスピース矯正は部分的な歯の移動に限られていました。そして、1998年に「インビザライン」の登場により、トータルな歯列矯正の全体または大部分をマウスピースでおこなうことが可能になりました。

マウスピース矯正の特徴

取り外しができて衛生的

ワイヤーによる矯正は常に歯にワイヤーをつけたままにしているため、歯磨きが難しく、虫歯になってしまうケースがありますが、透明なマウスピースを用いた見えにくい矯正は取り外しが可能なため、衛生的です。

食事制限がない

装置は取り外しが可能なため、食事の際に外すことができ、矯正をはじめる前と同じように食事を楽しめます。

目立たない

透明なマウスピースによる見えにくい矯正装置はワイヤーの矯正とは違い目立ちません。

痛みや不快感の軽減

透明なマウスピースによる見えにくい矯正装置は、口内炎などの症状や、不快感は従来のワイヤー矯正と比較してかなり軽減されています。また、マウスピースは薄くてなめらか。口の中でも異物感が少なく、会話がスムーズにできます。(個人差があります)

始める前に結果のイメージがわかる

インビザラインの場合はコンピューター上で歯の動きをチェックしますので、どのように歯が動いていくのか、マウスピースをいくつ使い、どのくらいの期間で終わるのかがわかります。

金属アレルギーの心配がない

マウスピースの素材はプラスチックです。非金属であるため、金属アレルギーの心配がありません。

現在、日本で行われているマウスピース矯正は1種類ではなく、様々なシステムがあります。
マウスピース矯正の種類のページで紹介しています。