あごの形が気になる患者さまやEラインを整えたい患者様には、おとがい形成手術をお勧めしています。
顎を前に出す、アゴを引っ込める、顎を横にずらす、あごを短くする、アゴを長くする、あごの形をとがらせる、アゴを丸めるなど、おとがい形成手術にはたくさんのバリエーションがあります。
カンファークリニックでは、患者様のご希望や症状、状態にピッタリの手術方法をご提案しております。
今日の手術は、おとがい形成の中でも、アゴを短くする手術を行いました。
短くする方法は手やっぱり骨切り手術です。
今回は、短く(短縮切除)してからアゴを前へずらして あごを作ってみました。
レントゲンで確認します。
固定には真ん中のずれがないように注意をして、ラグスクリューで固定します。
真ん中にあるネジが串刺しになっている様子がわかります。
チタンプレートは使いません。
カンファークリニックでは、おとがい形成の中抜き、前進移動の骨の固定にはチタンプレートは使用しないで、専用のスクリューのみで固定します。
この方法であれば、仕上がりはとても綺麗です。
レントゲンに写っている顎や唇、鼻の皮膚の状態からも確認ができます。おとがい唇溝であるクビレも綺麗にできます。
顎の腫れはもっと引き締まって綺麗になります。(このレントゲンは術後1週間です。)
チタンプレートを使用すると、プレートが邪魔をしてしまい、綺麗に仕上がりません。
この方法は世界最大で最も歴史のあるスタディーグループ「AO」でも認められている方法です。
矯正歯科治療後にお口もとのバランスを整えたい患者さま、
噛み合わせが反対咬合の患者様、
軽度の受け口の患者様
口ごぼ症状の患者様
に有効な手術です。