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紫外線は歯ぐきにも影響する?

紫外線は歯ぐきにも影響する?夏のオーラルケアの新常識

こんにちは。宮内です😊

皆様、日焼け対策は万全ですか?

今日は意外な部分への紫外線の影響をお伝えします。

心当たりのある方も、今まで意識してなかった方も、これからの参考になれば幸いです!

夏に増加する強い紫外線☀️は、皮膚だけでなく口腔軟組織にも影響を及ぼします。特に歯肉は角化層が薄く、紫外線による色素沈着や炎症が起こりやすい部位です。美容歯科の観点では、白い歯とともにピンク色の健康的な歯肉が調和してこそ、美しい笑顔が形成されると考えられています。

紫外線による歯肉の変化

歯肉上皮にはメラノサイトが存在し、紫外線刺激によりメラニン産生が亢進します。その結果、歯肉の色調が褐色〜黒色に変化するケースがあります。特にホワイトニング後は歯が明るくなるため、相対的に歯肉の黒ずみが強調され、審美性を損なう要因となります。

また、紫外線は活性酸素を増加させ、歯肉組織に酸化ストレスを与えます。これによりコラーゲン分解酵素(MMPs)の活性化や炎症性サイトカインの放出が促進され、歯肉炎や歯周病のリスクを高める可能性も指摘されています。

取り入れたい紫外線対策

  • UVカットリップの使用:口唇粘膜は角質層が極めて薄く、紫外線による炎症や乾燥が起こりやすいため、SPF配合のリップ製品で保護することが推奨されます。

  • 物理的遮断:日傘や帽子の使用は皮膚だけでなく口腔周囲組織の防御にも有効です。

  • 抗酸化作用のある食品の摂取:ビタミンCやポリフェノールは活性酸素を抑制し、紫外線による組織ダメージを軽減する効果が期待できます。

専門的な歯肉ケア

紫外線により沈着したメラニンは自然消退しにくいため、歯科的な介入が有効です。代表的なのがガムピーリングで、薬剤やレーザーによる施術で上皮層のメラニンを除去し、新しい角化上皮が再生する過程で歯肉の色調を改善します。これにより歯と歯肉のコントラストが調和し、ホワイトニング効果も一層際立ちます。

カンファークリニックでは薬剤でのガムピーリング《歯肉のホワイトニング》を行なっております。

《歯ぐきのホワイトニング》

所要時間  約1時間

費用  上下 33,000円  上顎のみor下顎のみ 22,000円

また、歯周組織の健康維持も重要です。紫外線による炎症リスクを軽減するためには、歯科医院での定期的なPMTC(プロフェッショナルクリーニング)で、バイオフィルムを除去することをおすすめします。


まとめ

  • 紫外線刺激で歯肉のメラニン沈着が進行

  • 酸化ストレスによる歯周組織の炎症リスク増加

  • 日常的にはリップUVケアや物理的遮断が有効

  • 専門的にはガムピーリングや定期的クリーニングで対応

これからのオーラルケアは「歯」だけでなく「歯ぐき」まで含めて考え、美しい口元をキープしましょう✩°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

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