こんにちは、宮内です😊
前回のブログでは、ワセリンを使ったやさしい保湿ケアについてご紹介しました。
今回は、患者さんからよくいただく
「ワセリンと他の保湿剤は何が違うの?」
「結局、どれを使えばいいの?」
という疑問にお答えしながら、肌状態に合った保湿ケアの選び方を分かりやすくお話しします。
大切なのは「良い・悪い」ではなく役割の違い
スキンケア用品はたくさんありますが、
実はそれぞれ役割がまったく異なります。
どれが優れている、という話ではなく、
今の肌に合った役割のものを選ぶことが大切です。
保湿剤にはそれぞれ役割があります
一言で「保湿剤」と言っても、
化粧水・美容液・乳液・クリーム・ワセリンでは働きが違います。
保湿剤の役割をシンプルに整理すると…
| アイテム | 主な役割 |
|---|---|
| 化粧水 | 水分を与える |
| 美容液 | 有効成分を届ける |
| 乳液・クリーム | 水分と油分のバランスを整える |
| ワセリン | 水分を逃がさない(保護) |
この違いを知るだけで、
「今は何を使えばいいか」が見えやすくなります。
ワセリンは「守るケア」に特化した存在
ワセリンは、
肌にうるおいを与えたり、成分を浸透させたりするアイテムではありません。
皮膚表面に保護膜を作り、経皮水分蒸散を防ぐこと
これがワセリンの最大の役割です。
ワセリンが向いている肌状態
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乾燥が強いとき
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肌が敏感になっているとき
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美容施術後の回復期
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刺激をできるだけ避けたいとき
「今の肌に、これ以上刺激を与えたくない」
そんな時に頼りになる存在です。
化粧水・美容液は「与えるケア」
化粧水や美容液は、
肌に水分や美容成分を補給する役割があります。
ただし、バリア機能が低下している状態では、
-
ピリつき
-
赤み
-
かゆみ
を感じることもあります。
そのため、肌が安定している時期に使うことが大切です。
乳液・クリームは「整えるケア」
乳液やクリームは、
水分と油分のバランスを整え、保湿力を高めるアイテムです。
-
日常のスキンケア
-
季節の変わり目
-
軽い乾燥対策
にはとても便利ですが、
施術直後や敏感な時期には重く感じることもあります。
施術後・敏感期に向いているのはどれ?
PRX-T33などの美容施術後は、
見た目に問題がなくても、肌は刺激を受けやすい状態です。
この時期におすすめなのは、
-
化粧水で最低限の水分補給
-
ワセリンでうるおいを守る
という、シンプルなケアです。
肌が落ち着いてきた段階で、
乳液やクリーム、美容液を少しずつ再開していくのが理想的です。
肌状態別|保湿剤の使い分けまとめ
肌が安定しているとき
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化粧水+乳液/クリーム
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必要に応じて美容液
乾燥が気になるとき
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化粧水+ワセリン(部分使い)
施術後・敏感期
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低刺激の化粧水+ワセリン
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余計なアイテムは控える
まとめ|「今の肌」に合った選択を
ワセリンは万能ではありませんが、
守るケアが必要な場面では非常に優秀な保湿剤です。
スキンケアで大切なのは、
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何を足すか
-
何を使わないか
を、その時の肌状態に合わせて判断すること👍
肌の仕組みを理解し、
今の肌に合ったケアを選ぶことが、美肌への近道💎です。
日付: 2025年12月16日 Advisor Miyauchi Blog and tagged ワセリン美容、ディギング、PRX-T33、施術後ケア、冬の乾燥ケア、取り入れやすい美容ケア、, 保湿剤の役割







