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突き出た口元の改善 - ごぼ口セットバック手術

ごぼ口、突き出た口元、アゴ先の梅干し皺

口元は顔の品格を大きく左右します。
突き出てしまっている口もとはあご先が後退して見えるだけでなく、
口を閉じたときアゴ先にしわが出来てしまいます。

また、大きな口もとは上品には見えないのが実情です。

さらに、口元が出ていると、相対的に鼻が低く見えてしまいます。

いわゆる美人とは、鼻が高く目がパッチリとした顔立ちの人が多いようです。
他のパーツがどれだけ美しくても、口元が出ている(横からも正面からも)と
すべてを台無しにしてしまう可能性があります。

このような場合は上下のアゴを後退させて、オトガイと呼ばれるアゴ先を前に出してエステティックラインを整えます。
口の中からの手術
で完璧なフェイスラインを形成します。ごぼ口セットバック手術という方法です。

出っ歯やごぼ口は、「歯」が原因の場合と「骨」が原因の場合があります。
また、一言で出っ歯やごぼ口と言っても、その原因が上の骨だけの場合と上下の骨の場合があります。

ごぼ口セットバック手術

治す方法には
歯が原因の場合は歯の治療
骨が原因で上の骨だけの原因の場合は、上顎分節骨切り後退術(上の手術だけ
骨が原因で上下の骨が原因の場合は上下顎分節骨切り後退術(上下セットの手術)
をおこない、整った口元に改善できます。

矯正では通常1~2年がかかりますが、カンファークリニックのごぼ口セットバック手術なら、
1時間の手術で出っ歯を治すことができます。

 

ごぼ口セットバック手術 治療の流れ

手術は上の顎から開始します。

ごぼ口セットバック、上顎の手術

1. 切開

局所の疼痛刺激、止血効果のため、粘膜切開並びに手術剥離予定部に8万倍エピネフリン添加局所麻酔薬(2%リドカイン)を注射します。局所麻酔薬が奏功したのち、両側第一小臼歯に縦切開を加えます。

2. 剥離

切開部から粘膜骨膜弁を形成しながら剥離します。前方は梨状孔まで、下方は付着粘膜ギリギリまでトンネル状に剥離をおこないます。鼻腔側は鼻腔粘膜ならびに、神経血管束に損傷を与えることなく、骨切りに必要な剥離にとどめます。

3. 抜歯

骨切りに先立ち、両側の(小臼歯)を抜歯します。

4. 骨切り

縦の骨切り線相当部の口蓋側歯肉骨膜を、粘膜剥離子を用いて剥離します。
サジタルソウを用いて両側犬歯、第二小臼歯を損傷しないように骨切りをおこないます。

縦の骨切り線は、梨状孔から連続し、犬歯の歯根尖からさらに5mm以上離れた上方に設定します。サジタルソーとレシプロケーティングソウを併用して水平骨切りをおこないます。 鼻粘膜の損傷を防ぐために、ピエゾサージェリーを併用します。

正中口蓋縫合部は15番メスを使用して粘膜切開後、ストレートリンデマンバーのショートを用いて、骨切離をおこないます。
縦の骨切りラインより、ライビンガーチゼル5mmを使用し骨切離を完成させます。
骨切り完了後は、骨切離用チゼル5mm、7mm、10mmを使用し、セグメントを可動化します。

5. 骨切り後の骨片の調整、固定

縦の骨切り部の余剰な骨を、ラウンド骨バーを使用して、予定したかみ合わせが得られるように削除、調整します。

E-Lineを作るために経皮的な観察を行いながら、動かしていない下の歯並びに合わせたスプリントを使用しながら、シルエット、プロファイルを調整します。本スプリントが後方移動の要になります。術前に模型上で作製した予定の咬合状態を確認したあと、0.4mm鋼線を用いて犬歯、第二小臼歯間を結紮、固定します。また、梨状孔と上顎洞前壁を0.4mm鋼線を用いて補強します。

6. プレート固定(補強)

チタン製マイクロプレートを用いて骨片の固定をおこなうこともあります。
セグメントの移動後の口蓋骨部の間隙に、切削後の縁部から採取した小骨片を調整して挿入することもあります。
また、鼻の変形を防ぐために、鼻中隔部分への削除骨片を挿入し、鼻中隔延長や鼻中隔の補強をおこなうこともあります。

7. 閉創

粘膜骨膜弁を元に戻し骨膜、筋層、粘膜に各層縫合閉鎖し、下顎の手術に移ります。

ごぼ口セットバック、下顎の手術

1. 切開

粘膜切開および剥離予定部に8万倍エピネフリン添加局所麻酔薬を注射します。
両側4~4番まで口腔前庭粘膜に水平切開を加えます。

2. 剥離

切開部から粘膜骨膜弁を形成しながら剥離します。オトガイ部の剥離は、
オトガイ神経血管束に損傷を与えることなく、骨切りに必要な剥離にとどめます。

3. 抜歯

骨切りに先立ち、両側の4番(小臼歯)を抜歯します。

4. 骨切り

縦の骨切り線相当部の舌側歯肉骨膜を、粘膜剥離子を用いて剥離し、
サジタルソウを用いて両側の歯を損傷しないように骨切りをおこないます。
オトガイ部の水平方向の骨切り線は、歯根部では最長(3番)の歯根尖からさらに5mm以上離れた下方に設定し、
サジタルソーで水平骨切りをおこないます。骨切り完了後セグメントを可動化します。

5. 骨切り後の骨片の調整、固定

縦の骨切り部の余剰な骨を、細い骨バーを使用して、予定したかみ合わせが得られるように削除、調整します。
上顎の位置の変化に合わせた咬合確認用スプリントを使用します。

さらに、理想的なE-Lineを整えるために経皮的な観察をおこないます。
アゴの後退量と横顔のシルエットを調整し、術前にセファログラム分析によって得られた横顔と模型上で作製した咬合状態を確認したあと、0.4mm鋼線で歯を利用して結紮、固定します。

6. その他補助調整

チタン製マイクロプレートを用いて骨片の補強固定をおこなうことがあります。
可動セグメントの移動後のオトガイ部の間隙に、オトガイ下縁部から採取した小骨片を調整して挿入することもあります。

7. 閉創

粘膜骨膜弁を元に戻し骨膜、筋層、粘膜に各層縫合閉鎖し、手術を終了します。

 

ごぼ口セットバック手術の手術後ケア

犬歯、第二小臼歯間を、細いワイヤーで結んで固定しています。このワイヤーは3~6ヵ月後に抜去します。抜去にかかわる費用は不要です。ワイヤーをカットするだけですので、痛みはありません。
また歯の隙間が出来る場合は術後早期より審美補綴や矯正治療を併用しております。
すき間をまったく目立たなくすることが出来ます。
歯列矯正の要不要は、術前のカウンセリング時に判断していますから、安心して手術を受けていただけます。

ごぼ口セットバック手術のPOINT

矯正では通常1~2年がかかりますが、ごぼ口セットバックは、90分で理想的なE-Lineと同時に良好な咬合が得られます。噛み合わせと見た目の両方を同時に治すことがでる施術です。

横顔は、額~鼻~口元~顎先にかけてのバランスが大切です。
理想的な横顔を表す審美三角を基に、お1人お1人に合わせて診断、デザインをしています。
当院独自のダブルスプリント法により、上下の後方移動量を変化させることが可能ですから、理想的なE-Lineが得られます。
術前にはセファログラム分析(頭部X線規格写。真)、歯列模型による詳細な治療方針を立てています。

ごぼ口の患者様は、下顎も出ていたり、前歯どうしのかみ合わせが合っていないことも見受けられます。また、顎(あご)の長さも同時に気になられる方も多いようです。
その場合にはアゴの長さを同時に短くする手術も可能です。
本手術術式の最大のメリットは、
上下の歯をワイヤーで固定する「顎間固定」の必要はありません。
日帰り手術のため、入院は不要です。
翌日より通常のお食事が召し上がれます。
口の中からの施術ですので、傷が全く顔に残らない画期的な手術方法です。

 

ごぼ口セットバック手術の特徴

施術時間 約90分
治療期間 1日の手術です。入院不要で日帰りでお帰りいただけます。
麻酔 静脈内鎮静法または全身麻酔
腫れ具合 ★★★☆☆
ダウンタイム 1~2週間
抜糸 最先端の溶ける糸を使用しております。
抜歯は不要ですので、ご遠方の方にも安心して手術を受けて頂けます

 

料金(税抜)
ごぼ口セットバック手術  1,600,000円~2,400,000円

 

その他セットバック手術メニュー