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ファイバーコア

ファイバーコア

ファイバーコアとは

 

ハリウッドスマイル法で大切な治療の1つにファイバーコアがあります。歯の生え方や、角度、噛み合わせや位置によって、歯に十分な量の歯質が残っていない場合には、人工の土台(コア)で歯を補強しています。

歯質があまり残っていない歯にセラミッククラウンで治療を行っても、すぐに取れたり、残っている歯が割れたり、虫歯や歯槽膿漏になります。

歯の土台(コア)には、材質によって金属、プラスチック、ファイバーがあります。

歯の土台(コア)はセラミックをかぶせてしまえば見えませんし、目立たない部分ですが、とても重要な治療であると考えています。どのような素材の土台(コア)を使うかによって、その歯に将来起きるかもしれないトラブルの発生率や歯の寿命が変わります。カンファークリニックのハリウッドスマイル法は基本的な治療としてファイバーコアを採用しています。

歯の土台(コア)は、家に例えるならば基礎工事や柱に当たる部分です。基礎や柱がしっかりしていなければどんなに見栄えのよい家でも長持ちしません。家やビルを建てるときに今までは基礎や柱を硬く丈夫にすることで耐震性を高めてきました。しかし、最近では地震の際などにはあえて力を吸収分散する免震構造により地震から守るという新しい方法が取り入れられています。

このような考え方が歯の治療の主流になりつつあります。被せ物(セラミック)がきれいで長持ちするものでも、その下の土台(コア)や歯の根に問題が起きれば、歯を抜いたり、歯が欠けたり、歯がぐらぐらします。

歯には、食事、会話、運動、仕事の時、毎日いろいろな方向から強い力がかかっています。一般的に使用されている金属の土台(メタルコア)は丈夫ですが硬すぎるため、強い力がかかった時に歯が割れてしまうことがあります。このような状態を歯根破折といいます。歯根破折は縦方向に割れてしまうことが多く、歯の治療が著しく難しくなり、治療というよりは抜歯になる可能性が高くなります。

プラスチックを使用した、レジンコアは手軽で安価ですが、プラスチック特有の可塑性により、ポキッと土台の部分が折れてしまうことがあります。また、長い時間を使うと劣化してしまい、歯がとれたり、外れたりする原因になります。形は作りやすく、操作性は良いのですが、セラミックをかぶせるためにはそこそこの長さと大きさが必要なために、金属ポストの補強が必要な場合が多くなります。経年的な劣化と金属ポストの併用が必要なため、長期間を美しく使用して頂くハリウッドスマイル法には最適な方法とは言えません。

このような状態にならないようにカンファークリニックのハリウッドスマイル治療ではファイバーコアを採用し、さらに使用するファイバーポストを1本だけでなく、2本、3本と使用したトライアングル療法を行っています。

さらに、使用するファイバーはポストだけでなく、繊維を豊富に含んでいるファイバーコアビルトアップ療法を採用しています。

歯にやさしい、硬さや、しなりが歯と似ているファイバーコアを使用することで、歯が受け止める力を分散して破折などのリスクを減らすことができます。

カンファークリニックのハリウッドスマイル法では歯の長持ちを考えて

ファイバーコア療法
ファイバーポストトライアングル療法
ファイバーコアビルトアップ療法

を採用し、安心して治療を受けて頂ける治療方法を提供しています。

ファイバーコア制作の流れ

ファイバーコアを作る前

ファイバーポストデュアル(2本)

ファイバーコアビルトアップ療法

ファイバーコアビルトアップ療法

ファイバーコア完成

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