親知らずの抜歯希望の方,
ぜひご相談ください。
当院では
親知らずを抜歯するか否かの判断は、親知らずの状態や他の歯の状態、
咬み合わせの状態などトータル的に考えてします。
抜歯をしなくてもよい場合は、飲み薬や、抗生物質の軟膏の塗布で治ります。
抜歯が必要な場合でも上の親知らずと下の親知らずとでは、注意点が異なります。
骨の性質が違うからです。
(1)上の親知らずの抜歯・・・麻酔も効きやすく歯の頭(歯冠部分)が見えている場合は、数分以内には抜歯できることが多く、「もう終わりですか?」と言われる方が多いです。腫れや痛みもあまり大きく出ないので心配無用です。
(2)下の親知らずの抜歯・・・歯の根が曲がっていたり癒着していたり、骨の中の深い位置に埋まっていたり、方向が真っすぐでなかったりする場合は、抜歯は少し大変になります。麻酔は通常の麻酔で効くことがほとんどですが、効きずらい場合は神経の本管に麻酔(伝達麻酔)をします。歯茎の切開が必要になったり、縫ったり(縫合)することも多いです。抜歯後は、腫れと痛みが数日でますが、薬を飲んでいれば抑えられます。
親知らずの抜歯に関しては、みなさん周囲の人に怖い話を聞いている事が多いので、心配されている方が多いようです。
ちょっと大変な抜歯もありますが、抜く必要のある歯はなるべく早めに抜歯することをお勧めします。
炎症を起こしてから腫れや痛みを経験すると、放置してしまったことに後悔するほど、その大変さが分かります。
抜歯後の腫れや痛みは、必ず改善するものなので安心して下さい。
また、どうしても怖い場合は静脈内鎮静方法や、全身麻酔も出来ます。
これなら、意識がないうちに終わりますから、安心ですね。
日付: 2009年12月18日 難しい親知らずの抜歯 and tagged 親知らず 痛くない 無痛 腫れた 痛み 抜歯 全身麻酔 静脈鎮静